嬉野の源六窯

TK-0021 染錦竹に朝顔図面取り花瓶 源六製 大正期 高18,8cm

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天草の陶石が近在の塩田から入手できたからではないだろうか嬉野に有田焼と一味違う上手の陶磁器が生産されていた。柿右衛門の竹に寅図は有名だが、竹に朝顔と云う取り合わせが先ずユニークだ。図柄と運筆は文句はない。しかし、面取りにして形状に変化を求めたところまでは良いのだが、石膏型で取り出した生地の仕上げが雑で、石膏型の合わせの痕が表面に出てきている。それでも有田焼に伍して物づくりに創意工夫の痕跡を感じて、小さな欠点はどうでもよくなる。源六の存在は今日再評価されている。

染錦竹に朝顔図面取り花瓶 源六作1.jpg


染錦竹に朝顔図面取り花瓶 源六作2.jpg